ウエジュンのブヒブヒブログ

大好きな豚の小話を嫁になった養豚家のウエジュンがお届け

牧場まつりで私たちがもらったモノ

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今日は私の住んでいる長崎県大村市で毎年恒例の牧場まつりでした。

毎年、買って食べてくださる方とお会いする貴重な場ですし、

同じ畜産仲間とも会えるので楽しみにしてるイベントです。

今日はお肉を販売していた私たちですが、

私たちの方がたくさんの大切なモノをもらったので

胸熱な気持ちのまんまブログに残したいと思いました。

 

 

 

 

 牧場まつりって何?

大村市内の畜産家が集まって牛肉、豚肉、鶏肉に卵に牛乳…

色んな物を販売したり、体験を提供したりする

なかなかに畜産濃度の高い祭りです。

www.city.omura.nagasaki.jp

 

今年は上野養豚が豚肉当番

さてさて毎年豚肉は市内の養豚家が持ち回りで提供していて、

今年は我が家の番でした。

当日はいつもよりさらに率先して頑張らねば!と張り切っていました。

 

 

www.instagram.com

 

 

いよいよ本番! 驚きの反応が!

当日を迎えてみたら、、、

色んな方に「山のウエノ豚ですよね?」と声をかけていただいたのです。

・いつも野中精肉店さんまで買いにいってるよ。

・本当に美味しいもんね。

・インスタ見てるよー。

・新しく作ってたチラシ持ってきてないの?

・あぁこれが山のウエノ豚Tシャツね!

 

他にもたくさんの方に声をかけてもらって

 

ええええ!?

そうなの?

見てくれているんだ!?

食べてくれているんだ??

そして買いに来てくれたの??

 

まさかこんなに嬉しい声をダイレクトにかけてもらえるなんて思わず

ものすごく驚いて、ものすっごく嬉しかったのです。

 

どうして嬉しい声が聞けたのか

私たちが山のウエノ豚として販売を精肉店や飲食店に開始して一年程度です。

その前からSNSはコツコツ続けていましたが、

今回こんな声をいただけたのは精肉店さんや飲食店さんが、

山のウエノ豚を販売したり、料理として提供して

それをお客さんに届けてくれたからです。

www.uenoyoton.com

 

 

私たちは豚を育てて出荷するまでを毎日しています。

そこから先はお肉として出してくれる人がいて、

そこから先に食べる人に届けてくれる人がいます。

そして食べた人が私たちに美味しいを届けてくれる。

 

誰かがいなければ、共感して応援してもらえなければ絶対に聞けなかった声です。

これは本当に嬉しい循環だと思います。

私たちは美味しいは嬉しい。

嬉しいがまたさらなる美味しいにつながると考えています。

派手ではない。

超スピードも出せない。

毎日、豚を育てながらコツコツと地道にしかできません。

それでも色んな方の応援を得て今日こういう声が聞けるようになりたかった。

やってきてよかったなと強く思いました。

www.uenoyoton.com

 

さぁ次のチャレンジを!

もう一段やりたいなと思いながら温めていたチャレンジをしたいと思います。

今は山のウエノ豚を取り扱ってくださっている精肉店諫早市に1店舗。

色んな方に大村でも買える所がないの?

と聞かれます。

 

・地元大村の人にも届けたい。

SNSでいつも応援してくれている方たちにも届けたい。

・豚一頭を丸ごと食べて楽しんでもらいたい!

 

実現するには自分たちの加工所が必要だな…

やってみよう!

この「やってみよう!」になるまでにはとても長い時間がかかりましたが、

ついに初めの一歩を踏み出しました。

これからジリジリと豚舎も大事にしながら(これが一番。それは絶対!)

美味しいでワクワクなことやホっとなことをお届けできるように頑張りますので、

引き続き応援してもらえたら最高にパワーになります!

よろしくお願いします。

 

 

まずは片付けから…ねwww