ウエジュンのブヒブヒブログ

大好きな豚の小話を嫁になった養豚家のウエジュンがお届け

嫁になった養豚家の話

みなさん こんばんは。

長崎県大村市というところで養豚をしているウエジュンと言います。

 

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今日は主張したいことがあります。

それは…

私は

養豚家になった嫁

ではなくて

嫁になった養豚家

だということです。

 

んんっ?? どういうこと?

っとお思いでしょうか。

少し長くなりますが私がお嫁に行くまでの話を聞いてください。

 

動物を飼いたかった幼少時代

私は動物の好きな子供でした。

テレビに何度も特集されるムツゴロウさんに強烈に憧れていました。(今も尊敬!)

しかし我が家は動物に縁なし。

いるのは大きく育った金魚の金ちゃんのみ。

「動物を飼いたい」気持ちを持て余した私は、

ご近所さんの犬を可愛がるということでその欲求を満たしていきます。

ご近所の犬小屋を渡り歩き、

ある時は一緒に犬小屋に入り(犬受け入れる。優しい)

犬と庭を駆け回り(勝手に)

エサを残している犬を見つけては手から食べさせたり(勝手に)

今思うとオイオイ!と思いますが飼い主の許可は得ず(皆近所のおばちゃんだった)

好き放題やっておりました。

 

戦略を練る小学生時代

それでもやっぱり自分のペットを飼いたい!と思っていた私。

そこで知恵を絞ります。

・・・そうだ!小さい動物から攻めよう!!

 

さんざん犬が飼いたいコールをしていた私。

じゃあリスならいい?

というギャップ攻撃により見事リスを飼い始めるのです。

リスの飼育は難しくたくさん失敗しながらも、何匹も飼育することができました。

(動物飼育するならもっと勉強しろとあの頃の自分に言いたい)

 

そして小5の時にさらなる攻撃に出ます。

 

「連れて帰ってきちゃった。飼ってもいい?」

とウサギをポッケに入れて帰宅します。

母、観念。

ウサギの名は太朗。メスだけど太朗。(ウサギの判別難しいよ)

とても長生きしてくれました。

 

進路を決めた思春期

そんな動物飼育に執着していた私ですから、

将来の夢はもちろん動物に関わる仕事に就くこと。

動物飼育のために体力をつけようと中学時代に選んだ部活は柔道部。

自分のことながら、なかなかの徹底ぶり。(でも好きじゃなっかたから辛かった)

動物の進路を選びたいがために完全文系の脳みそを振り絞って理数科の高校に進学。

大学では動物のことが幅広く学べる科を選び

動物人生を爆走していきます!

両親は驚いではいましたが応援してくれました。

そして大学で出会ってしまうのです。

ブタに!!

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そうそれは運命。

畜産を選んだ理由は色々あるのですが今日は省略。

研究室でもブタまみれになりながら、養豚場に就職します。

そう、結婚前から養豚場で働いていたのです。

だから 嫁になった養豚家 なのです。

ちなみに旦那は就職先の養豚場に研修で来ていたのがきっかけで出会いました。

旦那が長崎の実家の養豚場を継ぐために帰るのを期に結婚して

長崎の上野養豚の嫁となりました。

養豚家になって12年になりました。旦那とは10年。ブタの方が長いんだなw

 

長くなってしまいましたが、私がブタと出会うまでの愛の物語でした。

最後まで読んでくださって感謝します。

ではまた。